鉄道オタクあるいはてっちゃんkの派閥

この趣味の恐ろしいところは、外見からは区別がつかないというところにある。
いくつかの派閥に分かれていて、無害な順に言えば①模型鉄(もけてつ)②乗り鉄(のりてつ)③撮り鉄(とりてつ)になる。

①は一番無害で、プラレールから始まる模型車両を買い込みし又は作成し、重体化すると果ては本物にまで至る。
とはいえ、そこまで進むのは極わずかで、大多数はNゲージ(軌間9㎜)あたりで満足する。
さすがに家庭まで壊す者はいないし、日常生活でもデパートの模型コーナーや、模型店に行かない限り、めったに出くわさない(はずだ)。

②の乗り鉄は、日本列島ばかりか海外にまで出張し、地方経済に貢献するのを生きがいとする人達だ。
これもめったに遭遇はしないし、社会人になれば、つかまるのが怖いので立ち入り禁止区域には入らない。

③は昔カメラを持っていたが、今は携帯やスマホを持たれると外見からは区別がつかない。
大多数は分別を備えていらっしゃるのだが、「人格が変わる」方々に事欠かない。
一たびファインダーを覗くと理性も良識も品性も吹き飛ぶ。罵詈雑言は序の口。
禁止区域に入るのも、はなはだしきは撮影の邪魔という理由で、器物損壊や移動可能設備を動かす。

①②からは白眼視されるのだが、なかなか改まらない。
実は同じ鉄道マニアとは思われたくないのだが、他人から見れば同じ穴のムジナ。困り果てている。